柳の小部屋
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[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]
■キャスター
■キャスター
真名:ジル・ド・レェ
出身:フランス
パラメータ 筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:E 宝具:A+
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□人物
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"青髭"ジル・ド・モンモランシ=ラヴァル。
"青髭"ジル・ド・モンモランシ=ラヴァル。
フランス王国ブルターニュ地方ナントの貴族。フランス元帥。
最初に述べておくが彼は魔術師ではない。
--以下『ジル・ド・レェ』の経歴--
戦争で幼くして両親を失ったジルは祖父に育てられた。祖父は野心家で、ジルを近隣の領主の娘カトリーヌ・ド・トアールと無理やり結婚させた。
この時代の貴族の常として、ジルは成人すると軍人として戦争に参加した。このとき参加した百年戦争で、彼は聖処女ジャンヌ・ダルクと出会う。ジルはオルレアンの戦いにおいてジャンヌに協力し、戦争終結に貢献して「救国の英雄」と謳われた。
だが戦争が終わり、ジャンヌが異端として捕えられ火炙りにされたことから、彼は変わり始めた。
自分の領地に戻ったジルは湯水のように財産を浪費し錬金術に耽溺。詐欺師まがいの自称錬金術師フランソワ・プレラティから黒魔術を行うよう唆され、手下を使って、150人から1500人ともいわれる幼い少年たちを拉致、虐殺した。少年への凌辱と虐殺に性的興奮を得ていたともある。
後に領土争いから公開裁判にかけられた際にすべてを告白し泣きながら懺悔し、その場にいた人間たちに許しを請うた。彼はこのため絞首刑になり死体が火刑になったそうだ。
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童話『青ひげ』のモデルとされている。
錬金術と黒魔術に没頭して少年を虐殺し続けた殺人鬼だが、魔術を操ったといったエピソードはなく、どちらかといえば百年戦争を戦った騎士である。だがなぜかキャスタークラスで召喚された。
Fate内での性格は残忍で狡猾。伝承のジル・ド・レェの通り、恐怖を与えながら少年を虐殺することが大好きな様子。またジャンヌだと勘違いしているセイバーのこととなると後先を考えなくなる。何をしでかすかわからないが行動の指針はわかりやすい。
サイコパスなシリアルキラーである龍之介とは非常に相性が良い。
ちなみにマスターである龍之介も魔術師ではないが、知識は失われていても魔術師の家系の血族だったらしく召喚に成功した。その際に触媒がなかったため、よりマスターの性質に近い、英雄というよりは殺人鬼としてのジルが召喚されたらしい。
ちゃんとした召喚がされていればもっとまともな人物だったのだろうかと興味が湧くとともに、性格の不一致で共闘できないマスターとサーヴァントが多い第四次聖杯戦争の中では息の合うコンビともいえる。
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□能力
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歴史の中のジルは先述のとおり魔術師として逸話はない。残っているのは殺人鬼としての話ばかりだ。
歴史の中のジルは先述のとおり魔術師として逸話はない。残っているのは殺人鬼としての話ばかりだ。
だが戦争中はジャンヌに軍の指揮官を任され、彼女の影のように常に側で戦い、やがてフランス軍の元帥に任命されるまでになった彼は、騎士としてはとても優秀だったといえる。
Fate/Zeroのジルは、これも触媒がなかったせいなのか、騎士としても魔術師としても能力はない。だが宝具能力に特化した召喚魔術によって、友人フランソワ・プレラーティの遺物を宝具として召喚し持ち歩く。
ジルは当時の貴族の中でも学問に通じており、特に語学に秀で、文芸愛好家として常に本を持ち歩いたといわれていることから、召喚師として本を持ち歩くキャスターの姿も意外と理にかなったものだと納得できる。
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□宝具『螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』
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『ルルイエ異本』と呼んだほうがわかる人が多いかもしれない。
『ルルイエ異本』と呼んだほうがわかる人が多いかもしれない。
--以下『クトゥルフ神話』のルルイエ異本--
ルルイエ異本はクトゥルフ神話に登場する架空の書籍で、装丁は人皮、文字は中国語で記された写本である。元本は夏王朝時代の『螺湮城本伝(教本)』という文書だといわれる。
内容は、魔神・大いなるクトゥルフを主に、その眷属と海の関わり、異界のものを召喚する呪文、ムーと異界ルルイエの沈没について記述されている。
紀元前300年頃に人類以前の言語で記された原本が存在していたが、粘土版に書かれいていたオリジナルはすでに破壊されており、中国語で書かれた巻物、英語訳、ドイツ語訳がつくられた。15世紀に魔術師フランソワ・プレラーティが部分的にイタリア語へと翻訳し、ナポレオンの手に渡ったという説がある。
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クトゥルフ神話はハワード・フィリップス・ラヴクラフトとオーガスト・ダーレス、および彼らの友人や後世のファンが作り上げている架空の神話体系という創作物なので、ケルト神話やギリシア神話のように古代から伝説が残っていたり、かつて信仰していた国が存在していたりということは一切ない。
TYPE-MOON世界にクトゥルフ体系の魔術が存在しているかわからないが、英霊の宝具とは人々の幻想や願望が形となるのでどちらでもいいのかもしれない。
ルルイエ異本を記した魔術師フランソワ・プレラーティこそが、史実に出る自称錬金術師フランソワ・プレラティその人であり、ジルの友人として宝具を召喚する繋がりとなる。
螺湮城教本はそれ自体で魔力炉となっているため、自身で魔術を行使できないジルの代わりに魔術を代行する。
使える魔術は深海の水魔の召喚と使役。召喚した怪魔が倒されてもその血肉を魔力に還元して何度でも召喚し続けることができる。人間大のイソギンチャクのような怪物を召喚した時にはセイバーとランサーに怪物を何匹も倒されたがその都度再召喚し、さながら無限の軍勢を従わせていた。
また、怪物や巨大な海魔を召喚して人々を恐怖させながらセイバーと戦ったこともある。蛸のような外見から、ルルイエ異本に記されているとされるクトゥルフの眷族であることは間違いない。
ちなみに蛸を悪魔の魚として忌み嫌うイングランド出身のセイバーは、蛸が大の苦手である。
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非公開
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1989/05/20
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一番最初に右に右折して馬から落馬した後で後悔してもしらないわよ。


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