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柳の小部屋

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[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]

■ランサー
真名:ディルムッド・オディナ
出身:アイルランド
パラメータ 筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:E 宝具:B

―――――
□人物
―――――
 "輝く貌"ディルムッド・オディナ。
 フィアナ騎士団の一員。どちらかといえば彼自身よりも彼の持つ2本の槍のほうが有名だろう。
 出典はケルト神話の中にある。
 
  --以下『フィアナ神話』のディルムッドのあらまし--
 
 まだ歴史が神話の中でしか語られていなかった時代、ダーナ神族のヌアダの曾孫フィンがひとつの騎士団を設立した。これがフィアナ騎士団である。フィアナ騎士団は国王に雇われるという形で騎士の任に就く、どちらかといえば傭兵団のような組織だったが、厳しい戒律、訓練、入団条件と確かな組織化により、忠義と誠実を重んじる戦士達の集まりとして国王をはじめとした人々から信頼と尊敬を集めていた。
 さて、フィアナ騎士団に凛々しく武術に優れたディルムッドという若者がいた。彼の母は妖精王の家来との間に不義の子を産み、怒ったディルムッドの父はその子を踏み殺してしまう。するとその子の亡骸から一匹の猪が現れ「いつかドンの息子ディルムッドを殺して復讐する」という予言残して姿を消した。
 
 ある日、フィンの花嫁として諸侯の娘グラーニャが宮廷を訪れた。しかし若いグラーニャはフィンの息子のオシーンに目をとめ、自分の愛を受けて欲しいと頼んだ。オシーンが拒絶すると、彼女はディルムッドに同じ頼みをした。
 グラーニャの頼みを断り切れないディルムッドは、フィンと敵対してしまうことを承知でグラーニャを連れて出奔した。怒ったフィンを追手を差し向けるが、ディルムッドは方々に身を隠し追手を討ち払いながら、グラーニャに対しとても誠実で献身的に尽くした。
 やがてフィンとディルムッドは和解を果たし、フィンは違う娘と結婚した。ディルムッドは騎士団に復帰し、グラーニャと幸福に暮らし、4人の息子にも恵まれた。
 
 ある日ディルムッドは、フィアナの騎士たちが猪狩りをしているのを目撃する。自分も武器を持って参加することにしたが、ゲイ・ジャルグを持って行けというグラーニャの忠告を聞き入れずに彼はゲイ・ボーを持って行った。結果、ディルムッドは巨大な猪の牙で撥ね上げられ、瀕死の重傷を負ってしまった。
 だが幸い近くに傷を癒す聖水の泉があり、フィンがディルムッドに聖水を汲んで持っていこうとするが、グラーニャを連れされれた恨みから、二度にわたって聖水をこぼしてしまう。ようやくフィンが聖水を汲んで行ったときには、すでにディルムッドは逝ってしまった後だった。
 
 ディルムッドの死に嘆き悲しむグラーニャだったが、フィンが月日をかけて優しく慰め求婚すると、彼女はフィンの妻になることを承諾する。その後、グラーニャはフィンの元で死ぬまで暮らした。
 
  ------------------------------------
 
 出身地や性格、人生を振り返ってみるに、なるほどセイバーとは良い友達になれそうだ。
 Fate/Zeroでは、ランサー自身は今度こそ忠義に従って戦おうと心に決めているのだが、マスターであるケイネスはディルムッドの物語を知っているため、彼を信用できずに辛い仕打ちを与える。
 せっかく英霊として現界したのに、彼が笑顔を見せたのはほとんどセイバーと決闘している時くらいだった。
 可哀相すぎてランサーを見ていられない。

―――――
□能力
―――――
 Fate/Zeroにて"魔貌"と言われるほどの美貌の持ち主。
 右目の下に泣き黒子に魅了の呪いがかかっている設定は神話の通り。
 
 さすがは三大騎士というべきか、神話のディルムッドは二槍のそれぞれと対になる二振りの剣を持っていた。ケイネスはディルムッドをランサーとしてではなく、セイバーとして召喚したかったのかもしれない。

―――――
□宝具『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』
―――――
 赤い長槍。
 Fate/Zeroの設定と同じく、どんな魔法も打ち破ることができる魔槍。
 生前、猪狩りに赴くディルムッドにグラーニャはこれを持って行くように忠告したが、彼をそれを聞こうとしなかった。なぜこれを持って行くよう言ったのかも、なぜ忠告を聞かなかったのかも今となってはわからないが、相手が死者の怨念により生まれた大猪だと知っていれば彼もこっちを選んだことだろう。

―――――
□宝具『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボー)』
―――――
 黄の短槍
 Fate/Zeroの設定と同じく、この槍によってつけられた傷は通常の方法では癒えることがない。

―――――
□モラルタ・ベガルタ
―――――
 ディルムッドの持つ2本の剣。宝具ではないが神話のディルムッドの愛剣である。
 モラルタが大なる激情、ベガルタが小なる激情の意をもつ。
 彼の養父である妖精王エーンガスから与えられたもので、例の通り欠けることのない鋭い刃をもつ。
 Fate/Zeroでは、ランサーは剣の類を持っていない。槍と違ってはっきりとした能力の紹介がなかったために宝具足り得なかったのかもしれないが。
 
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1989/05/20
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一番最初に右に右折して馬から落馬した後で後悔してもしらないわよ。
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