柳の小部屋
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[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]
■バーサーカー(第四次)
■バーサーカー(第四次)
真名:サー・ランスロット
出身:フランス
パラメータ 筋力:A 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:A+
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□人物
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□人物
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"湖の騎士"ランスロ。
真名の『サー』は敬称。主にランスロット卿と書かれる場合が多い。
騎士道物語の花型『アーサー王物語』の 影の主人公 登場人物である。
--以下『アーサー王伝説』のランスロットのあらまし--
ランスロットの父はフランス国ベンウィック領の王だった。
王が留守にしている間に領地は攻められ、奪われてしまう。王妃は赤子のランスロットを抱いて逃亡するが、湖の湖畔で休んでいるうちに妖精にランスロットはさらわれてしまう。ここは人間には湖にしかみえないが、実際は妖精の城だったのだ。
ランスロットはそのまま湖の城に住む妖精に育てられた。ここから、ランスロットは"湖の騎士"の二つ名で呼ばれることになる。
やがて、ランスロットは長じて立派な騎士となり、アーサー王の円卓の騎士として迎えられた。
円卓の騎士たちにはそれぞれの冒険があり、その中で彼らは幾度も危機に陥るのだが、通りがかったランスロットはその度に他の騎士の代理として戦い、何度も勝利を収める。そうして仲間の信頼を勝ち取るうちに、誠実にして優しく勇猛果敢にして礼儀正しいランスロットの姿は、武勇でも騎士の心でも主君アーサーを凌ぐ騎士の中の騎士として評されるようになった。
騎士としての素質だけでなく絶世の美貌も備えていたランスロットは、冒険を通じて多くの女性に慕われる。その中でランスロットが恋に落ちた相手が、アーサーの妃グィネヴィアだった。
やがてランスロットと王妃グィネヴィアはアーサーに隠れて逢うようになった。
ランスロットはある日、竜に捕らわれていた美しい姫エレインを助けた。
エレインはランスロットに恋をしたが、ランスロットはグィネヴィアを想い続けたためエレインの申し出を断る。そこでエレインは魔法でグィネヴィアの姿に化け、ランスロットの寝室へと入ったのだった。朝になり魔法が解けると、ランスロットはエレインを激しく怒ったが、彼女の心を知って許すこととした。このとき二人には息子ができた。
またある日、アーサーが大宴会を催した。
円卓の騎士はもちろんエレインも招待されていたのだが、この日、グィネヴィアはランスロットに「夜は必ず部屋に来るように」と約束させた。それを知ったエレインはグィネヴィアに激しく嫉妬し、またもや魔法でグィネヴィアの姿に変身して本物グィネヴィアより先回りしてランスロットに近づいたのだった。
またしてもだまされたランスロットはシャツ姿で部屋を飛び出した。ランスロットの声を隣の部屋で聞いたグィネヴィアは、廊下でランスロットと顔を合わせ、「裏切り者、二度と顔を見せるな」と罵った。
ランスロットは発狂してそのまま走ってどこかへ行ってしまった。
ランスロットは発狂したまま2年間も森を彷徨う。そこで偶然にもエレインに遭遇し、エレインのもつ聖杯の力で正気を取り戻し、しばらく2人で隠れるように暮らした。やがて息子が大きくなると、ランスロットは彼を連れてアーサーの元へと帰って行った。
行方不明になったランスロットが帰って来たことで、グィネヴィアはランスロットを許すことにした。
行方不明になったランスロットが帰って来たことで、グィネヴィアはランスロットを許すことにした。
ある夜、日頃からランスロットのことをよく思っていないモードレッドは罠を張り、ランスロットがグィネヴィアの部屋に入ってきたところを取り押さえた。ランスロットは12人の騎士を殺して逃げきったが、不倫の発覚したグィネヴィアは法により、火炙りにされることが決定した。
グィネヴィアの処刑の当日、グィネヴィアが刑場に引き出されたところをランスロットは急襲し、警護に当たっていた円卓の騎士たちを殺してグィネヴィアを救出する。ここで殺されたのが、円卓の騎士の中でもアーサー、ランスロットと並ぶ勇敢な騎士ガウェインの、2人の弟だった。
ガウェインの弟たちはランスロットを敬愛しており、ランスロットを傷付ける意思がないことを示すために丸腰のままグィネヴィアの処刑に立ち会っていたのだ。
ガウェインの弟たちはランスロットを敬愛しており、ランスロットを傷付ける意思がないことを示すために丸腰のままグィネヴィアの処刑に立ち会っていたのだ。
弟たちを殺されたガウェインは怒り、ランスロット討伐を強硬に主張するようになる。
ランスロットとグィネヴィアを追討するためにアーサーは国中に触れを出すが、多くの仲間を助け騎士道を通したランスロットに敬愛を抱く騎士は多く、円卓の騎士も半分がアーサーの命令に従わなかった。
アーサーはランスロットとグィネヴィアを城まで追い詰めるも攻め落とすことができず、ランスロットもまた自分が原因で円卓の騎士が二分してしまったことを後ろめたく思っていた。そのためアーサーが一騎打ちを挑んできてもそれに応じず、ランスロット側についた円卓の騎士がアーサーを倒し殺そうとした際にもそれを止めて王の命を助けた。
やがて決着のつかぬまま1年の休戦となり、グィネヴィアはアーサーの元へ帰されたが処刑にはならずに済み、ランスロットと彼に味方する円卓の騎士たちはフランスへと渡った。
休戦期間が過ぎると、アーサーは海を渡ってフランスへ攻め込んだ。円卓の騎士同士の戦いに嫌気が差したランスロットは使者を送って和議を申し出るが、弟を殺されたガウェインはこの申し出を受け入れないようアーサーに迫り、可否を巡ってランスロットはガウェインと一騎打ちを行うことになった。結果、ランスロットが勝利し、この一騎打ちでガウェインは重傷を負う。
休戦期間が過ぎると、アーサーは海を渡ってフランスへ攻め込んだ。円卓の騎士同士の戦いに嫌気が差したランスロットは使者を送って和議を申し出るが、弟を殺されたガウェインはこの申し出を受け入れないようアーサーに迫り、可否を巡ってランスロットはガウェインと一騎打ちを行うことになった。結果、ランスロットが勝利し、この一騎打ちでガウェインは重傷を負う。
そうこうしているうちにブリテンの留守を任されていたモードレッドが、ブリテンで反乱を起こしてしまう。
ガウェインはようやくランスロットの和議を受け入れ、先発隊としてブリテンに戻るが、ランスロットとの一騎打ちで受けた傷の上を一撃されてモードレッドに殺されてしまう。
戦いの末アーサーとモードレッドは相討ちとなり、アーサーの下に残っていた円卓の騎士たちも1人を残して皆死んでしまった。
ランスロットはモードレッドの反逆を聞きアーサーの元へと駆け付けたが、すでに時遅く戦は全て終わった後だった。
アーサーの死後、グィネヴィアは出家し、迎えに来たランスロットにも絶対に会おうとはしなかった。
アーサー、ガウェイン、多くの騎士たちの死に責任を感じたランスロットは自分も出家することを決意した。グィネヴィアの死が伝えられると、彼は食を断って祈り続けて死を迎えた。
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セイバーの項にもある通り、『アーサー王物語』は数多くの騎士道物語が融合、編纂、翻訳を繰り返されて語り継がれているため、とても派生が多い。
その中でも一番日本で広く広まっている版でのランスロットの生涯をまとめてみたが、どうだろうか。騎士道とはなんなのかがまるでわからなくなる内容である。
ランスロットという騎士はもともと騎士王物語に登場していた人物ではない。アーサー王物語のフランス語訳がつくられたときに、もともといた名のない騎士のひとりに名前が与えられ、設定とエピソードが追加されてつくられたキャラクターだ。だがモデルとなった騎士が実在する可能性があり、つまりフランスにあったある騎士の物語がアーサー王物語の一部として組み込まれた形となる。
こんなことをすればイギリス側が怒るのではないかと心配になるが、アーサー王物語のフランス語訳版がつくられ、イギリスに逆輸入された頃は、イギリスの大衆文学ではフランス流の文化が流行しておりフランス出身のランスロットは問題なく受け入れられたのだそうだ。
Fate/Zeroでのランスロットは自身がブリテン崩壊の一端を担ったことに怒りと後悔を抱えており、召喚された際の「狂化」によって、正気を失うことで行き場のない怒りに救いを見出そうとしていた。
狂化しているわりにマスターの命令にはる程度忠実に従うあたりは騎士らしいというのだろうか。だが出撃の命令には従っても撤退の命令には従わなかったり、セイバーを見つけるとあらゆる命令も障害も無視して突撃するなど、バーサーカーらしい暴れ方をする。
狂化によって話すこともままならないような状態だが、消滅の間際には理性を取り戻し、セイバーに「あなたの怒りで裁かれたかった」と本音を漏らす。
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□能力
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物語の中のランスロットは剣や槍、弓、乗馬などあらゆる武芸を得意とする。それが反映されてか、Fare/Zeroでも無窮の武練というスキルによって、狂化していても冴え渡る武技をもつ。 またランスロットはグィネヴィアに辛辣な言葉を浴びせられて発狂し走り去ったという話がいくつかあるため、バーサーカークラスとして召喚されたのもその設定に準じてなのかもしれない。
物語の中のランスロットは剣や槍、弓、乗馬などあらゆる武芸を得意とする。それが反映されてか、Fare/Zeroでも無窮の武練というスキルによって、狂化していても冴え渡る武技をもつ。 またランスロットはグィネヴィアに辛辣な言葉を浴びせられて発狂し走り去ったという話がいくつかあるため、バーサーカークラスとして召喚されたのもその設定に準じてなのかもしれない。
また特殊な能力ではないが出会う女性をすべからく惹きつける絶世の美男だったため、まともに会話ができたのなら魅了の呪いに悩むディルムッドとも友達になれたかもしれない。
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□宝具『己が栄光のためでなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』
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ランスロットは、仲間の騎士の名誉を守るためにその人物に扮して決闘をしたことが何度かある。言うまでもなくランスロットはすべての戦いで勝利した。
替え玉受験のようなもので騎士の誇りが守られるのかはわからないが、鎧を覆うこの宝具は、自身のステータスを隠蔽するとともに他の者に変装する力があるらしい。だが狂化の影響で、黒い霧でステータスを自身を隠すことしか出来ていない。
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□宝具『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』
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ランスロットはどんな武器でも使いこなす騎士だったが、敵の罠によって武器を失った際には楡の枝で相手を倒した。
手にしたものをなんでも自分の宝具として扱うこの宝具能力は、鉄パイプでも小石でも手にした時点でDランク相当の宝具になる。また最初から宝具の物を持った場合には、能力が下がることなくランスロットの宝具として使える。
おそらく二つとないゲート・オブ・バビロンの対抗手段。
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□宝具『無毀なる湖光(アロンダイト)』
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ランスロットの愛剣。ランスロットのアーサーの死後の後悔の様子から、贖罪の剣とも呼ばれることがある。名剣だから当然どんな戦場でも鋭さと輝きを失わない。
ランスロットの物語にこの剣の出自は書かれていないが、彼が成人するまでを妖精の湖で過ごしたことを考えると妖精が鍛えたものである可能性が高い。
ちなみに、赤子だったランスロットを誘拐し立派な騎士に育てた妖精は、アーサーの師であるマーリンを塔の頂に幽閉して死なせてしまったのと同じ人物である。
Fate/Zeroの中でもアロンダイトは絶対に刃が毀れることのない名剣として扱われている。
上記二つの宝具を封印することによって解放でき、バーサーカーのステータス全てを上げ、更に竜属性を持つ者に対しては更に追加ダメージを負わせる。
竜殺しの属性がついているのはランスロットが物語の中で竜を退治したというエピソードによるものだろう。エクスカリバーがアーサーの象徴であるのと同じように、アロンダイトがランスロットの象徴として有名であることから、他の宝具による変装を封印しないと使えないという条件もよくわかる。
奇しくもセイバーは竜属性をもっているため、この宝具はセイバーを倒す絶好の武器となる。
奇しくもセイバーは竜属性をもっているため、この宝具はセイバーを倒す絶好の武器となる。
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一番最初に右に右折して馬から落馬した後で後悔してもしらないわよ。


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