I can be your boy friend but I don't wanna be your ex-friend

すみの江の岸による浪よるさへや夢のかよひぢ人めよくらむ

藤原敏行朝臣

一週間キャベツしか食べない生活が実はかなりの贅沢だと気付いて近所のスーパーに走った柳です。格差社会の前線基地みたいな学び舎に舞い戻って参りました。キャベツは買ってません。


さすがは天下の夏休み、地元は知った顔で溢れておりました。うわぁ、家から出たくない。

中学生の当時、身投げしたくなるほど嫌悪していた二十歳の境界を跨いで久方ぶりにまみえた旧友は、そろって酒呑みになっておりました。コンビニで、やれあのウィスキーがうまいだの、やれそのカクテルはまずいだのと、買う金もないのに酒瓶をいくつも抱える友人を「おまえ今日クルマやろが」と諌めるのが私の天命なのだと悟った瞬間でありました。
そして旧知の顔が幾人も集まってカラオケに入店。
やはり遊び場なんぞカラオケかビリヤードしかないかと思いきや、部屋に入って早々に手が伸びたのはマイクではなく懐。取り出だしたのは安物の花札。
モンハンやらヴァルキュリアばかりやっていた友人がこんな趣ある故戯を知っていたのかと感動しかけた刹那、悲しくも私は悟ったのでした。

「・・・サマーウォーズか」

昔と変わらぬ友達の絵に描いたような俗物っぷりに心底安心いたしました。



こんな夏休みでした＾＾もちろん例によって原稿なんて１枚も描いてませんｗｗｗ
よって明日から週刊誌作家のごとき苦悩の生活が始まります。逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・