忍者ブログ

柳の小部屋

MIAになったら間髪いれずにパソコンのハードディスクを破壊してください

entry_top_w.png
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]

■アサシン
真名:ハサン・サッバーハ
出身:イスラム圏
パラメータ 筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B

―――――
□人物
―――――
 "百の貌のハサン"ハサン・イ・サッバー。
 伝説となった暗殺教団の長「山の翁」の一人。「山の翁」となった者は皆ハサン・サッバーハを名乗ることになっているため、アサシンとして召喚された彼がどのハサンなのかはわからない。
 よってここではFate/Zero内でのハサンの略歴を紹介しておく。
 
  --以下『ハサン・サッバーハ』の概略--
 
 暗殺教団の教主「山の翁」を務めた暗殺者。その能力である多種多様な転身ぶりを駆使し、その時々で必要なスキルを持つ性格となって「仕事」を完遂してきた。老男若女、ありとあらゆる変装もこなし、その実態は側近すらも掴めなかった程である。その実態は「多重人格」。当時精神病と定義されていなかったそれは、彼にとって秘中の秘たる能力であった。

  ------------------------------------
 
 ハサン・サッバーハに関する情報は少ないので、これがハサンの伝承から引用されたものなのかTYPE-MOON側の創作なのかはわからない。
 第五次聖杯戦争の真アサシンも参照してもらいたい。
 
 Fate/Zeroではどこぞの英雄王よりもはるかにマスターと職務に忠実でどんな仕事も真面目にこなす。プライドや仁義に縛られる騎士連中よりよっぽど扱いやすいだろう。

―――――
□能力
―――――
 元ネタの伝説が掴めていない以上、アサシンの項に関してはすべて企画倒れのような気もするが一応、一通りの紹介をしておく。 
 
 他のハサンにない彼固有の能力として専科百般のスキルというものがる。
 「百の貌のハサン」は宝具の力で数十人にも分裂するが、「一は全、全は一」の精神らしくそれぞれの人格の専業スキル32種類を、人格を分割させずともある程度使用できる。
 
 「百の貌のハサン」の強みは何よりも複数の人格が内在していることで扱える多様な技能だと思うが、彼自身は聖杯を手に入れて「統合された完璧な人格」になることを望んでいる。

―――――
□宝具『妄想幻像(ザバーニーヤ)』
―――――
 人格ごとにアサシンの個体が分割され、最大80人にまで増えることができる。武器や道具ではなく能力を指す。
 複数の人格を持った魂は死後肉体から離れることで人格ごとに分割され、現界の際には必要に応じて精神を分割し個別の身体を得るに至ったらしい。人格に合わせて性別や年齢、性格も様々なものになるが一様に黒い容姿と髑髏のような仮面という特徴は変わらない。
 また分裂しようと真名はどれもハサン・サッバーハだが、それぞれの人格には一応の名前があるらしい。取り立てて得手のない一人として切り捨てられギルガメシュに倒されたハサンにはザイードという名があった。
 上記のスキルの力でハサンが1人の場合には全人格の能力が使えるが、分割された個体はそれぞれ性格や能力が違ってくる。また群体とはいえ総数が「1体」であることに変わりがないため、分裂すればするほど個々のパラメータは低下する。
 
 アサシン本体の隠密・諜報の能力と相まって、諜報集団として活動できる。もともとマスター殺しのアサシンクラスが、その上に数と情報力を併せ持っているのはとても心強い。切嗣はセイバーではなくアサシン召喚したほうが似合っていただろう。
 
PR
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]

■キャスター
真名:ジル・ド・レェ
出身:フランス
パラメータ 筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:E 宝具:A+

―――――
□人物
―――――
 "青髭"ジル・ド・モンモランシ=ラヴァル。
 フランス王国ブルターニュ地方ナントの貴族。フランス元帥。
 
 最初に述べておくが彼は魔術師ではない。
 
  --以下『ジル・ド・レェ』の経歴--

 戦争で幼くして両親を失ったジルは祖父に育てられた。祖父は野心家で、ジルを近隣の領主の娘カトリーヌ・ド・トアールと無理やり結婚させた。
 この時代の貴族の常として、ジルは成人すると軍人として戦争に参加した。このとき参加した百年戦争で、彼は聖処女ジャンヌ・ダルクと出会う。ジルはオルレアンの戦いにおいてジャンヌに協力し、戦争終結に貢献して「救国の英雄」と謳われた。
 
 だが戦争が終わり、ジャンヌが異端として捕えられ火炙りにされたことから、彼は変わり始めた。
 自分の領地に戻ったジルは湯水のように財産を浪費し錬金術に耽溺。詐欺師まがいの自称錬金術師フランソワ・プレラティから黒魔術を行うよう唆され、手下を使って、150人から1500人ともいわれる幼い少年たちを拉致、虐殺した。少年への凌辱と虐殺に性的興奮を得ていたともある。
 
 後に領土争いから公開裁判にかけられた際にすべてを告白し泣きながら懺悔し、その場にいた人間たちに許しを請うた。彼はこのため絞首刑になり死体が火刑になったそうだ。

  ------------------------------------
 
 童話『青ひげ』のモデルとされている。
 錬金術と黒魔術に没頭して少年を虐殺し続けた殺人鬼だが、魔術を操ったといったエピソードはなく、どちらかといえば百年戦争を戦った騎士である。だがなぜかキャスタークラスで召喚された。
 
 Fate内での性格は残忍で狡猾。伝承のジル・ド・レェの通り、恐怖を与えながら少年を虐殺することが大好きな様子。またジャンヌだと勘違いしているセイバーのこととなると後先を考えなくなる。何をしでかすかわからないが行動の指針はわかりやすい。
 サイコパスなシリアルキラーである龍之介とは非常に相性が良い。
 
 ちなみにマスターである龍之介も魔術師ではないが、知識は失われていても魔術師の家系の血族だったらしく召喚に成功した。その際に触媒がなかったため、よりマスターの性質に近い、英雄というよりは殺人鬼としてのジルが召喚されたらしい。
 ちゃんとした召喚がされていればもっとまともな人物だったのだろうかと興味が湧くとともに、性格の不一致で共闘できないマスターとサーヴァントが多い第四次聖杯戦争の中では息の合うコンビともいえる。

―――――
□能力
―――――
 歴史の中のジルは先述のとおり魔術師として逸話はない。残っているのは殺人鬼としての話ばかりだ。
 だが戦争中はジャンヌに軍の指揮官を任され、彼女の影のように常に側で戦い、やがてフランス軍の元帥に任命されるまでになった彼は、騎士としてはとても優秀だったといえる。
 
 Fate/Zeroのジルは、これも触媒がなかったせいなのか、騎士としても魔術師としても能力はない。だが宝具能力に特化した召喚魔術によって、友人フランソワ・プレラーティの遺物を宝具として召喚し持ち歩く。
 ジルは当時の貴族の中でも学問に通じており、特に語学に秀で、文芸愛好家として常に本を持ち歩いたといわれていることから、召喚師として本を持ち歩くキャスターの姿も意外と理にかなったものだと納得できる。
 
―――――
□宝具『螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』
―――――
 『ルルイエ異本』と呼んだほうがわかる人が多いかもしれない。
 
  --以下『クトゥルフ神話』のルルイエ異本--

 ルルイエ異本はクトゥルフ神話に登場する架空の書籍で、装丁は人皮、文字は中国語で記された写本である。元本は夏王朝時代の『螺湮城本伝(教本)』という文書だといわれる。
 内容は、魔神・大いなるクトゥルフを主に、その眷属と海の関わり、異界のものを召喚する呪文、ムーと異界ルルイエの沈没について記述されている。
 紀元前300年頃に人類以前の言語で記された原本が存在していたが、粘土版に書かれいていたオリジナルはすでに破壊されており、中国語で書かれた巻物、英語訳、ドイツ語訳がつくられた。15世紀に魔術師フランソワ・プレラーティが部分的にイタリア語へと翻訳し、ナポレオンの手に渡ったという説がある。

  ------------------------------------
 
 クトゥルフ神話はハワード・フィリップス・ラヴクラフトとオーガスト・ダーレス、および彼らの友人や後世のファンが作り上げている架空の神話体系という創作物なので、ケルト神話やギリシア神話のように古代から伝説が残っていたり、かつて信仰していた国が存在していたりということは一切ない。
 TYPE-MOON世界にクトゥルフ体系の魔術が存在しているかわからないが、英霊の宝具とは人々の幻想や願望が形となるのでどちらでもいいのかもしれない。
 
 ルルイエ異本を記した魔術師フランソワ・プレラーティこそが、史実に出る自称錬金術師フランソワ・プレラティその人であり、ジルの友人として宝具を召喚する繋がりとなる。
 
 螺湮城教本はそれ自体で魔力炉となっているため、自身で魔術を行使できないジルの代わりに魔術を代行する。
 使える魔術は深海の水魔の召喚と使役。召喚した怪魔が倒されてもその血肉を魔力に還元して何度でも召喚し続けることができる。人間大のイソギンチャクのような怪物を召喚した時にはセイバーとランサーに怪物を何匹も倒されたがその都度再召喚し、さながら無限の軍勢を従わせていた。
 また、怪物や巨大な海魔を召喚して人々を恐怖させながらセイバーと戦ったこともある。蛸のような外見から、ルルイエ異本に記されているとされるクトゥルフの眷族であることは間違いない。
 ちなみに蛸を悪魔の魚として忌み嫌うイングランド出身のセイバーは、蛸が大の苦手である。
 

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
[[Fateシリーズ英霊・宝具元ネタまとめ]]

■バーサーカー(第四次)
真名:サー・ランスロット
出身:フランス
パラメータ 筋力:A 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:A+

―――――
□人物
―――――
 "湖の騎士"ランスロ。
 真名の『サー』は敬称。主にランスロット卿と書かれる場合が多い。
 騎士道物語の花型『アーサー王物語』の 影の主人公 登場人物である。
 
  --以下『アーサー王伝説』のランスロットのあらまし--

 ランスロットの父はフランス国ベンウィック領の王だった。
 王が留守にしている間に領地は攻められ、奪われてしまう。王妃は赤子のランスロットを抱いて逃亡するが、湖の湖畔で休んでいるうちに妖精にランスロットはさらわれてしまう。ここは人間には湖にしかみえないが、実際は妖精の城だったのだ。
 ランスロットはそのまま湖の城に住む妖精に育てられた。ここから、ランスロットは"湖の騎士"の二つ名で呼ばれることになる。
 
 やがて、ランスロットは長じて立派な騎士となり、アーサー王の円卓の騎士として迎えられた。
 円卓の騎士たちにはそれぞれの冒険があり、その中で彼らは幾度も危機に陥るのだが、通りがかったランスロットはその度に他の騎士の代理として戦い、何度も勝利を収める。そうして仲間の信頼を勝ち取るうちに、誠実にして優しく勇猛果敢にして礼儀正しいランスロットの姿は、武勇でも騎士の心でも主君アーサーを凌ぐ騎士の中の騎士として評されるようになった。
 
 騎士としての素質だけでなく絶世の美貌も備えていたランスロットは、冒険を通じて多くの女性に慕われる。その中でランスロットが恋に落ちた相手が、アーサーの妃グィネヴィアだった。
 やがてランスロットと王妃グィネヴィアはアーサーに隠れて逢うようになった。
 
 ランスロットはある日、竜に捕らわれていた美しい姫エレインを助けた。
 エレインはランスロットに恋をしたが、ランスロットはグィネヴィアを想い続けたためエレインの申し出を断る。そこでエレインは魔法でグィネヴィアの姿に化け、ランスロットの寝室へと入ったのだった。朝になり魔法が解けると、ランスロットはエレインを激しく怒ったが、彼女の心を知って許すこととした。このとき二人には息子ができた。
 またある日、アーサーが大宴会を催した。
 円卓の騎士はもちろんエレインも招待されていたのだが、この日、グィネヴィアはランスロットに「夜は必ず部屋に来るように」と約束させた。それを知ったエレインはグィネヴィアに激しく嫉妬し、またもや魔法でグィネヴィアの姿に変身して本物グィネヴィアより先回りしてランスロットに近づいたのだった。
 またしてもだまされたランスロットはシャツ姿で部屋を飛び出した。ランスロットの声を隣の部屋で聞いたグィネヴィアは、廊下でランスロットと顔を合わせ、「裏切り者、二度と顔を見せるな」と罵った。
 ランスロットは発狂してそのまま走ってどこかへ行ってしまった。
 
 ランスロットは発狂したまま2年間も森を彷徨う。そこで偶然にもエレインに遭遇し、エレインのもつ聖杯の力で正気を取り戻し、しばらく2人で隠れるように暮らした。やがて息子が大きくなると、ランスロットは彼を連れてアーサーの元へと帰って行った。

 行方不明になったランスロットが帰って来たことで、グィネヴィアはランスロットを許すことにした。
 ある夜、日頃からランスロットのことをよく思っていないモードレッドは罠を張り、ランスロットがグィネヴィアの部屋に入ってきたところを取り押さえた。ランスロットは12人の騎士を殺して逃げきったが、不倫の発覚したグィネヴィアは法により、火炙りにされることが決定した。
 グィネヴィアの処刑の当日、グィネヴィアが刑場に引き出されたところをランスロットは急襲し、警護に当たっていた円卓の騎士たちを殺してグィネヴィアを救出する。ここで殺されたのが、円卓の騎士の中でもアーサー、ランスロットと並ぶ勇敢な騎士ガウェインの、2人の弟だった。
 ガウェインの弟たちはランスロットを敬愛しており、ランスロットを傷付ける意思がないことを示すために丸腰のままグィネヴィアの処刑に立ち会っていたのだ。
 弟たちを殺されたガウェインは怒り、ランスロット討伐を強硬に主張するようになる。
 ランスロットとグィネヴィアを追討するためにアーサーは国中に触れを出すが、多くの仲間を助け騎士道を通したランスロットに敬愛を抱く騎士は多く、円卓の騎士も半分がアーサーの命令に従わなかった。
 
 アーサーはランスロットとグィネヴィアを城まで追い詰めるも攻め落とすことができず、ランスロットもまた自分が原因で円卓の騎士が二分してしまったことを後ろめたく思っていた。そのためアーサーが一騎打ちを挑んできてもそれに応じず、ランスロット側についた円卓の騎士がアーサーを倒し殺そうとした際にもそれを止めて王の命を助けた。
 
 やがて決着のつかぬまま1年の休戦となり、グィネヴィアはアーサーの元へ帰されたが処刑にはならずに済み、ランスロットと彼に味方する円卓の騎士たちはフランスへと渡った。
 休戦期間が過ぎると、アーサーは海を渡ってフランスへ攻め込んだ。円卓の騎士同士の戦いに嫌気が差したランスロットは使者を送って和議を申し出るが、弟を殺されたガウェインはこの申し出を受け入れないようアーサーに迫り、可否を巡ってランスロットはガウェインと一騎打ちを行うことになった。結果、ランスロットが勝利し、この一騎打ちでガウェインは重傷を負う。
 
 そうこうしているうちにブリテンの留守を任されていたモードレッドが、ブリテンで反乱を起こしてしまう。
 ガウェインはようやくランスロットの和議を受け入れ、先発隊としてブリテンに戻るが、ランスロットとの一騎打ちで受けた傷の上を一撃されてモードレッドに殺されてしまう。
 戦いの末アーサーとモードレッドは相討ちとなり、アーサーの下に残っていた円卓の騎士たちも1人を残して皆死んでしまった。
 
 ランスロットはモードレッドの反逆を聞きアーサーの元へと駆け付けたが、すでに時遅く戦は全て終わった後だった。
 
 アーサーの死後、グィネヴィアは出家し、迎えに来たランスロットにも絶対に会おうとはしなかった。
 アーサー、ガウェイン、多くの騎士たちの死に責任を感じたランスロットは自分も出家することを決意した。グィネヴィアの死が伝えられると、彼は食を断って祈り続けて死を迎えた。

  ------------------------------------
 
 セイバーの項にもある通り、『アーサー王物語』は数多くの騎士道物語が融合、編纂、翻訳を繰り返されて語り継がれているため、とても派生が多い。
 その中でも一番日本で広く広まっている版でのランスロットの生涯をまとめてみたが、どうだろうか。騎士道とはなんなのかがまるでわからなくなる内容である。
 
 ランスロットという騎士はもともと騎士王物語に登場していた人物ではない。アーサー王物語のフランス語訳がつくられたときに、もともといた名のない騎士のひとりに名前が与えられ、設定とエピソードが追加されてつくられたキャラクターだ。だがモデルとなった騎士が実在する可能性があり、つまりフランスにあったある騎士の物語がアーサー王物語の一部として組み込まれた形となる。
 こんなことをすればイギリス側が怒るのではないかと心配になるが、アーサー王物語のフランス語訳版がつくられ、イギリスに逆輸入された頃は、イギリスの大衆文学ではフランス流の文化が流行しておりフランス出身のランスロットは問題なく受け入れられたのだそうだ。
 
 Fate/Zeroでのランスロットは自身がブリテン崩壊の一端を担ったことに怒りと後悔を抱えており、召喚された際の「狂化」によって、正気を失うことで行き場のない怒りに救いを見出そうとしていた。
 狂化しているわりにマスターの命令にはる程度忠実に従うあたりは騎士らしいというのだろうか。だが出撃の命令には従っても撤退の命令には従わなかったり、セイバーを見つけるとあらゆる命令も障害も無視して突撃するなど、バーサーカーらしい暴れ方をする。
 
 狂化によって話すこともままならないような状態だが、消滅の間際には理性を取り戻し、セイバーに「あなたの怒りで裁かれたかった」と本音を漏らす。
 
―――――
□能力
―――――
 物語の中のランスロットは剣や槍、弓、乗馬などあらゆる武芸を得意とする。それが反映されてか、Fare/Zeroでも無窮の武練というスキルによって、狂化していても冴え渡る武技をもつ。 またランスロットはグィネヴィアに辛辣な言葉を浴びせられて発狂し走り去ったという話がいくつかあるため、バーサーカークラスとして召喚されたのもその設定に準じてなのかもしれない。

 また特殊な能力ではないが出会う女性をすべからく惹きつける絶世の美男だったため、まともに会話ができたのなら魅了の呪いに悩むディルムッドとも友達になれたかもしれない。
 
―――――
□宝具『己が栄光のためでなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』
―――――
 ランスロットは、仲間の騎士の名誉を守るためにその人物に扮して決闘をしたことが何度かある。言うまでもなくランスロットはすべての戦いで勝利した。
 替え玉受験のようなもので騎士の誇りが守られるのかはわからないが、鎧を覆うこの宝具は、自身のステータスを隠蔽するとともに他の者に変装する力があるらしい。だが狂化の影響で、黒い霧でステータスを自身を隠すことしか出来ていない。
 
―――――
□宝具『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』
―――――
 ランスロットはどんな武器でも使いこなす騎士だったが、敵の罠によって武器を失った際には楡の枝で相手を倒した。
 
 手にしたものをなんでも自分の宝具として扱うこの宝具能力は、鉄パイプでも小石でも手にした時点でDランク相当の宝具になる。また最初から宝具の物を持った場合には、能力が下がることなくランスロットの宝具として使える。
 おそらく二つとないゲート・オブ・バビロンの対抗手段。
 
―――――
□宝具『無毀なる湖光(アロンダイト)』
―――――
 ランスロットの愛剣。ランスロットのアーサーの死後の後悔の様子から、贖罪の剣とも呼ばれることがある。名剣だから当然どんな戦場でも鋭さと輝きを失わない。
 ランスロットの物語にこの剣の出自は書かれていないが、彼が成人するまでを妖精の湖で過ごしたことを考えると妖精が鍛えたものである可能性が高い。
 
 ちなみに、赤子だったランスロットを誘拐し立派な騎士に育てた妖精は、アーサーの師であるマーリンを塔の頂に幽閉して死なせてしまったのと同じ人物である。
 
 Fate/Zeroの中でもアロンダイトは絶対に刃が毀れることのない名剣として扱われている。
 上記二つの宝具を封印することによって解放でき、バーサーカーのステータス全てを上げ、更に竜属性を持つ者に対しては更に追加ダメージを負わせる。
 
 竜殺しの属性がついているのはランスロットが物語の中で竜を退治したというエピソードによるものだろう。エクスカリバーがアーサーの象徴であるのと同じように、アロンダイトがランスロットの象徴として有名であることから、他の宝具による変装を封印しないと使えないという条件もよくわかる。
 奇しくもセイバーは竜属性をもっているため、この宝具はセイバーを倒す絶好の武器となる。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ
[76]  [77]  [78]  [79]  [80]  [81
plugin_top_w.png
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
年齢:
35
性別:
非公開
誕生日:
1989/05/20
職業:
人生の選択肢選び
趣味:
PEAホルモンあつめ
自己紹介:
一番最初に右に右折して馬から落馬した後で後悔してもしらないわよ。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
フリーエリア
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
フリーエリア
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
フリーエリア
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
バーコード
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新記事
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[08/15 Aerokegroussy]
[05/12 backlink service]
[03/03 BACE]
[02/11 ありません]
[11/30 BACE]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
Copyright 柳の小部屋 by 柳 All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ
忍者ブログ [PR]